Claude Codeをインストールしたものの、「実際にどう使えばいいのかわからない」という方は多いのではないかと思っています。この記事では、インストール後すぐに使い始められるよう、基本的な起動から主要コマンド一覧、実践的な活用パターンまでまとめて解説します。
なお、インストール手順については「Claude Codeのインストール完全ガイド」をご覧ください。
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Claude Codeの基本的な起動方法
Claude Codeはターミナル上で動作するCLIツールです。使い方はシンプルで、プロジェクトのルートディレクトリに移動してから claude コマンドを実行するだけです。
# プロジェクトディレクトリへ移動
cd ~/my-project
# Claude Codeを起動
claude 起動すると対話型のプロンプト(>)が表示され、自然言語で指示を出せる状態になります。
💡 Windowsをお使いの方へ
PowerShellやコマンドプロンプトではなく、WSL2(Ubuntu)のターミナルから起動してください。ネイティブWindows環境ではclaudeコマンドが認識されない場合があります。 インタラクティブモードの基本操作
Claude Codeを起動するとインタラクティブモードになります。ここでは日本語で指示を出すことができます。
基本的な使い方
> このプロジェクトの構造を教えて
> src/index.tsのバグを修正して
> 変更内容をコミットして Claude Codeはプロジェクト内のファイルを自動的に読み込み、指示の内容に応じてファイルの編集・コマンドの実行・Gitの操作などを行ってくれます。
終了方法
インタラクティブモードを終了するには以下のいずれかを使います。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
exit または quit と入力 | 正常終了 |
Ctrl + C | 強制終了 |
Ctrl + D | EOF送信で終了 |
よく使うコマンド・オプション一覧
Claude Codeには起動時に指定できるオプションが用意されています。
主要オプション
| コマンド | 説明 |
|---|---|
claude | インタラクティブモードで起動 |
claude --version | バージョン確認 |
claude --help | ヘルプを表示 |
claude --print "指示" | 対話なしで1回だけ実行して終了 |
claude --model <モデル名> | 使用するモデルを指定 |
claude --no-stream | ストリーミングなしで出力 |
claude --output-format json | 出力をJSON形式にする |
--print オプションの活用
--print(または -p)オプションを使うと、対話モードを起動せずに1回だけ指示を実行して結果を出力します。スクリプトや自動化に便利です。
# ファイルの内容を要約させる
claude --print "src/app.tsの処理を3行で要約して"
# バグを特定させる
claude --print "このプロジェクトのエラーが起きそうな箇所を教えて" モデルの指定
デフォルトではClaude Sonnetが使用されます。モデルを切り替えたい場合は --model オプションで指定します。
# Claude Opusを指定して起動
claude --model claude-opus-4-5
# Claude Haikuを指定(軽量・高速)
claude --model claude-haiku-4-5-20251001 実践的な使い方パターン
ここからは実際の開発シーンでよく使うパターンを紹介します。
パターン① コードの説明・理解
既存のコードを読み解きたいときに便利です。
> src/auth/middleware.tsの処理内容を説明して
> このコードでパフォーマンス上の問題になりそうな部分はどこ?
> 依存関係がどうなっているか整理して パターン② バグ修正・リファクタリング
> コンソールにTypeErrorが出ているので原因を調べて修正して
> useFetchHook.tsをasync/awaitで書き直して
> 重複しているロジックをまとめてリファクタリングして Claude Codeはファイルを直接編集します。変更を適用する前に差分(diff)を表示してくれるので、内容を確認してから承認する形で進められます。
パターン③ 新規ファイル・機能の実装
> ユーザー認証のAPIエンドポイントを実装して
> Zodを使ったバリデーションスキーマをsrc/schemas/user.tsに追加して
> 上記の変更に対するユニットテストも書いて パターン④ Git操作
> 今の変更内容を確認してコミットメッセージを提案して
> feat: ユーザー認証機能を追加 というメッセージでコミットして
> mainブランチへのPRを作成して Git操作はワーキングディレクトリにGitリポジトリがあれば自動で認識されます。
パターン⑤ ドキュメント生成
> src/api/以下の関数にJSDocコメントを追加して
> このプロジェクトのREADME.mdを日本語で作成して
> CHANGELOG.mdを直近のコミット履歴から生成して 権限の確認と承認フロー
Claude Codeがファイルの編集やコマンドの実行を行う際は、事前に確認を求めてきます。これはAnthropicが安全性を重視して設計した仕様です。
| 操作 | 挙動 |
|---|---|
| ファイルの読み込み | 基本的に自動 |
| ファイルの編集・作成 | 変更前に確認を求める |
| ターミナルコマンドの実行 | 実行前に確認を求める |
| Git操作 | 操作前に確認を求める |
プロンプトで y(yes)または n(no)を入力して承認・拒否します。--yes フラグで常時承認にもできますが、初めてのうちは都度確認することをおすすめしています。
CLAUDE.mdで動作をカスタマイズする
プロジェクトのルートに CLAUDE.md というファイルを置くと、Claude Codeへのルールや前提情報を事前に設定できます。
# プロジェクト概要
これはNext.js + TypeScript製のECサイトです。
# コーディング規約
- コメントは日本語で記述すること
- 関数には必ずJSDocを付与すること
- テストはVitest + Testing Libraryを使用
# 禁止事項
- console.logの本番コードへの混入
- any型の使用 このファイルはセッション開始時に自動で読み込まれます。チーム開発では CLAUDE.md をGit管理に含めておくと、メンバー全員が同じルールでClaude Codeを使えます。
APIキーを使った起動方法
ブラウザ認証ではなく、APIキーで動作させたい場合は環境変数を使います。
# 1回だけAPIキーを指定して起動
CLAUDE_API_KEY=sk-ant-xxxx claude
# 永続的に設定する(~/.bashrc or ~/.zshrcに追加)
export CLAUDE_API_KEY=sk-ant-xxxx ⚠️ APIキーの取り扱いに注意
APIキーはソースコードやCLAUDE.mdに直接書かないようにしましょう。.envファイルや環境変数で管理するのがベストプラクティスです。詳しくは「.envのベストプラクティス」をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 複数ファイルをまとめて指示できますか?
A. できます。「src/以下のすべてのコンポーネントに〜」のように指示すると、Claude Codeがディレクトリ内のファイルを一括で処理してくれます。
Q. 途中で指示を取り消したいときは?
A. Ctrl + C で現在の処理を中断できます。ファイルが途中まで書き変わっている場合は git restore で元に戻しましょう。
Q. 日本語で指示しても問題ありませんか?
A. 問題ありません。Claude Codeは日本語の指示を正確に理解します。ただしコード内のコメントは CLAUDE.md で「日本語で書くこと」と明示しておくとより確実です。
Q. 使用量・コストを確認するには?
A. Anthropicのダッシュボード(console.anthropic.com)でAPIの使用量を確認できます。Claude.aiのサブスクリプションで使う場合はプラン内に含まれます。
Q. MCPサーバーと連携させるには?
A. .claude/settings.json にMCPサーバーの設定を記述します。NotionやGitHub等の外部ツールと連携させることで、Claude Codeの活用範囲が大きく広がります。MCPの詳しい設定方法は次の記事で解説予定です。
まとめ
Claude Codeの基本的な使い方をまとめると、以下のとおりです。
- 起動: プロジェクトディレクトリで
claudeを実行するだけ - 操作: 自然言語(日本語OK)で指示を出す
- カスタマイズ:
CLAUDE.mdにルールを書いておくと毎回の指示が不要になる - 自動化:
--printオプションでスクリプトから呼び出せる
使えば使うほどコンテキストを理解して的確な提案をしてくれるため、まずは日常的な小さなタスク(「このコードを説明して」「コミットメッセージを提案して」)から試してみることをおすすめします。
次の記事では、Claude Code Hooksを使った自動化・セキュリティ強化について解説します。

