アルアカ - Arcadia Academia

Arcadia Academiaは「エンジニアリングを楽しむ」を合言葉に日本のデジタル競争力を高めることをミッションとするテックコミュニティです。

MVCモデルとは?Web開発における基本設計パターンを解説!Rails編

Featured image of the post

Webアプリケーションを開発する際、「MVCモデル」という設計パターンが広く採用されています。これは、Model(モデル)、View(ビュー)、Controller(コントローラー) の3つの役割に分けてコードを整理する手法です。

本記事では、MVCモデルの基本概念やメリット、具体的な実装例を詳しく解説します!


[目次を開く]

1. MVCモデルとは?

MVC(Model-View-Controller) は、アプリケーションのコードを「データ処理」「画面表示」「ユーザーの操作」に分けて設計する方法です。これにより、コードの分離保守性の向上が実現できます。

Image in a image block
(1) Model(モデル)
  • データの処理を担当
  • データベースとのやり取りやビジネスロジックを実装
  • 例)ユーザー情報の取得、商品の計算など
(2) View(ビュー)
  • 画面の表示を担当
  • ユーザーが直接目にする部分(HTMLやテンプレートエンジン)
  • 例)Webページのレイアウト、データの一覧表示など
(3) Controller(コントローラー)
  • ユーザーのリクエストを処理し、ModelとViewをつなぐ役割
  • 例)フォームの入力を受け取ってデータベースに保存し、結果を画面に表示

2. MVCモデルの流れ(処理の流れ)

例えば、ユーザーが「会員リストを表示する」操作を行った場合の流れは以下のようになります。

  1. ユーザーが「会員一覧」ページにアクセス(リクエスト)
  2. Controllerがリクエストを受け取り、Modelにデータ取得を依頼
  3. Modelがデータベースからデータを取得し、Controllerに渡す
  4. ControllerがデータをViewに渡す
  5. Viewがデータを表示し、ユーザーに返す

このように、MVCモデルでは「データ処理」「表示」「リクエスト処理」が明確に分かれています。


3. MVCのメリットとデメリット

✅ メリット
  1. コードの分離で保守性向上
    • 画面のデザインを変えても、データ処理のコードには影響なし
    • チーム開発に適している
  2. 再利用性が高い
    • 同じModelを複数のViewで使い回せる
    • APIや管理画面でデータを共通化可能
  3. スケーラビリティ(拡張性)が高い
    • 仕様変更が容易で、大規模開発に適している
❌ デメリット
  1. 初心者にはやや難しい
    • 役割が明確な分、ファイルやコードが分かれていて理解しづらい
  2. 小規模プロジェクトではオーバースペック
    • シンプルなWebサイトではMVCほどの構造は不要な場合もある

4. 実際のコード例(Ruby on Rails)

ここでは、Ruby on Rails を例に、簡単なMVCの実装を紹介します。

(1) Model(モデル)

データベースとのやり取りを担当する app/models/user.rb を作成。

class User < ApplicationRecord
end
(2) Controller(コントローラー)

ユーザー情報を取得し、Viewに渡す app/controllers/users_controller.rb を作成。

class UsersController < ApplicationController
  def index
    @users = User.all # Modelからデータを取得
  end
end
(3) View(ビュー)

取得したデータを表示する app/views/users/index.html.erb を作成。

<h1>ユーザー一覧</h1>
<ul>
  <% @users.each do |user| %>
    <li><%= user.name %></li>
  <% end %>
</ul>
(4) ルーティング

config/routes.rb にルートを設定。

Rails.application.routes.draw do
  get 'users', to: 'users#index'
end

✅ 動作の流れ

  1. ユーザーが /users にアクセス
  2. Controller が Model にデータを取得するよう依頼
  3. Model がデータベースからユーザー情報を取得
  4. Controller が取得したデータを View に渡す
  5. View でデータを画面に表示

5. 他のフレームワークでのMVC

MVCモデルは、Rails以外のフレームワークでも採用されています。

フレームワーク 言語 特徴
Ruby on Rails Ruby MVCが標準実装
Laravel PHP 高機能なPHPフレームワーク
Django Python シンプルかつ強力なフレームワーク
Spring Boot Java 大規模開発向け
ASP.NET MVC C# Microsoft製のWebフレームワーク

どのフレームワークでもMVCの基本概念は共通なので、1つ理解すれば他の言語でも応用できます。


6. まとめ

MVCモデルは、Webアプリ開発において最も一般的な設計パターンです。

Model → データの管理

View → 画面の表示

Controller → ユーザーのリクエスト処理

これらの役割を分けることで、保守性・再利用性・拡張性 が向上します。

RailsやLaravelなど、多くのフレームワークで採用されているため、Web開発を学ぶならMVCの理解は必須です。

プログラミング学習でお悩みですか?

現役エンジニアがあなたの学習をマンツーマンでサポートします。

  • 学習の進め方がわからない
  • ポートフォリオの作り方を知りたい
  • 現場で使える技術を学びたい
まずは30分の無料相談

相談は完全無料・オンラインで気軽に

あなたを爆速で成長させるメンタリングプログラムはこちら

メンタープログラムバナー

プログラミングを学ぶならテックアカデミー

テックアカデミー
無料相談はこちら